2022年8月に「いば旅あんしん割」を使って1泊2日の家族旅行に行ってきました。
いば旅あんしん割でお得に宿泊
茨城県民割「いば旅あんしん割」は、GoToトラベル代替の全国旅行支援で、1人1泊につき最大5,000円割引、地域クーポン最大2,000円分付与というお得なサービス。
茨城県・埼玉県・栃木県・群馬県・千葉県・神奈川県・山梨県・福島県在住者が対象ということで利用できました。
利用にあたっては本人確認書類(免許証や保険証等)と、新型コロナウイルス予防接種の3回接種証明またはPCR検査等の陰性証明を提示する必要があります。
今回は私と妻が3回予防接種を受けていたので、運転免許証と接種証明書を持っていき割引を受けました。
アクアワールド茨城県大洗水族館は朝一がおすすめ
大洗家族旅行初日は「アクアワールド茨城県大洗水族館」からです。
この日は台風が上陸するということで、朝からどんよりした天気。
時々ゲリラ豪雨に見舞われるなど天候は良くなかったので、旅行に来た方も自然と屋内施設に集中していたんだじゃないかなと思いました。
お盆期間中は混雑や新型コロナウイルス対策としての入場制限の意味も含めて、事前に公式サイトで日時指定のWEBチケットを購入する必要があります。
オープン直後の午前9時指定でチケットを購入。
オープン30分前に無料で水族館に一番近い第一駐車場に到着しました。
この時点では1/3も埋まっておらず余裕で駐車することができました。
しかし館内を出る12時すぎには満車どころか、駐車場の外には駐車待ちの渋滞ができているほどの混雑。
翌日もお昼頃に通った際は駐車場待ちの列ができていたので、入場制限をしているとはいえ、滞在時間制限はないので自然と混雑が酷くなるので午前がベストな気がします。
入場する際はWEBのチケットのQRコードをスマホの画面で入場口のスタッフにスキャンしてもらうことで入場します。
入場直後はほとんどの人が「イルカ・アシカオーションライブ」の列に並んでいたので、それ意外の館内スペースはガラガラ。ほぼ貸し切り状態。
ショーが終わると一気に狭い館内は大混雑。
ちなみに館内はそれほど広くはないのでショーを見ても滞在時間は3時間もかからない気がします。
館内にあるカフェ。
お昼頃には少ない席は外も中も満席。
お茶をするならお昼どきは避けたいところ。
館内の展示ゾーンの標識は可愛らしい魚のイラストが描かれています。
これを見るだけでも癒やされます。
このイラストのポストカードセットとか売っていたら欲しかった。
2時間ほど館内を見学してから出口を出たすぐのところに水族館で一番大きいお土産の店舗があります。
お昼どきのこの時点では大混雑。
レジだけでも5分は待ったんじゃないかな。
お土産売り場の奥にはフードコートがあります。
複数のお店があり、軽食からガッツリ系までいくつかのお店が出店しています。
わたしはせっかくの海なので海鮮丼をいただきました。
ガッツリ水族館とまではいきませんが、複数の観光地を巡る旅行という観点からすれば丁度よい規模感です。
八景島シーパラダイスとかと比べてはいけません。
ガラス張りのシーバーズカフェ (SEA BiRDS CAFE)
水族館を出て次に向かったのはガラス張りの建物が特徴の日立駅。
ちなみに駐車場は近隣の有料駐車場を利用。
短時間でも1日でも同じ400円。1時間の滞在時間だったので割高感があります。
私の大好きなガラス張りのオシャレな外観。
ですが、曇り空なことからかガラスくすんでるように見え、空と一体感ある建物という印象はなかった。
やはり晴れた青空のときに来たかったかな。
そしてその中に入居しているカフェ「シーバーズカフェ (SEA BiRDS CAFE)」に立ち寄りました。
写真右側にあるお店です。
有名スポットなだけあって、5組以上の待ちがあり、残念ながらコーヒー飲み放題のランチタイムには間に合いませんでした。
私が注文したのは「アサイーバナナスムージー」630円。
そして妻は「ソルティキャラメルラテ」630円。
こちらは激甘ですので注意が必要です。
プラスしてパンケーキ。
全体的に美味しいかといえば正直微妙。
ガラス張りの海と空を楽しむ空間と割り切るくらいが良いと思います。
東京のオシャレなカフェとかと比べると味も店舗の清潔感とかも劣ります。
きっと青空の下、青い海とセットだったら感想は異なるものだったかもしれませんね。
袋田の滝
この日最後の観光は「袋田の滝」です。
久慈川支流の滝川上流にあたり、長さ120メートル、幅73メートルある日本三名瀑のひとつとされる観光スポットです。
駐車場は無料の駐車場がありますが、10分以上歩くようなので近くの駐車場を探していきましたが、袋田の滝の入り口に近いお土産屋に駐車しました。
お土産も買うついでがあったので、駐車料金は無料。
近くの有料駐車場で500円払うくらいなら700円のお土産買って駐車料金無料の方が、結果としてはお得だし、この日は大雨の予報もあったので観光中にゲリラ豪雨に見舞われたら1km歩くくらいなら無料じゃなくてもというところもありましたから。
駐車場から徒歩1分で袋田の滝の入口部分に到着。
入場料は大人300円、小人150円。
入口では自動検温があります。
どこに行っても検温と手消毒はセットですね。
AR(拡張現実)アプリで色々楽しめるようです。
面倒くさかったのでアプリはダウンロードしませんでしたが、隅々まで堪能するならここでインストールしておくことをおすすめします。
袋田の滝へ続くトンネルの入口。
滝までは10分もかかりませんので、多少疲れている状態でも苦にはならないでしょう。
最も高い第2観瀑台にはエレベーターでいけますし、そこまではゆったりとした上り坂ですが階段もないので、小さいお子さんからお年寄りまで問題ない施設です。
若い人を取り込もうとしているのか、恋人の聖地モニュメント「オシドリ」という友常みゆき氏による作品が展示されています。
NPO法人地域活性化支援センターによって『恋人の聖地』に選定されたことを記念して建てられましたそうです。
台座のうえに2羽のオシドリが向き合い、上部にハート、下部に無限のマークが施されています。
カップルにおすすめの撮影スポットです。
SNS映えにもつかえそうですね。
途中、横道に逸れるとで小さな吊り橋がありました。
別のルートからの入口にもなっているます。
ここからも袋田の滝を見ることができます。
第2観瀑台にはエレベーターでのぼります。
ペットは乗れないので犬などと一緒に来ている方は注意が必要です。
そして袋田の滝に到着。
水量が少ないので映え度は低めです。
台風一過の翌日に来れば違った光景が見れたかもしれませんね。
華厳の滝のような迫力はありませんが、絵画のような癒やしの空間。
大洗観光の有名スポットのひとつなので抑えとしては良いのではないでしょうか。
ホテル奥久慈館に宿泊
宿泊先は「ホテル奥久慈館」。
大洗水族館からは1時間ほど、袋田の滝からは15分ほどの場所にあります。
外観から古さを感じます。
部屋は広く家族4人が十分くつろげる広さです。
最初から布団が敷かれています。
伊東園ホテルグループは廉価版ホテルチェーンなので様々なところにコスト削減をしているところが垣間見えます。
しかし問題は多く、家族旅行で訪れたホテルの中では最もレベルが低いといっても良いところでした。
まずは、部屋のホコリがひどい。
床の汚れもそのままといった始末。
その上、巨大ゴキブリが壁をはっていて流石にこれはフロントを呼び出し退治してもらいました。
ゴキブリはあかんでしょ。
そして極めつけは食事。
種類が本当に少ない。
お刺身のフェアだかなんだかやっていた気がしますが、4種類くらいしかない。
肉類もカスカスの唐揚げや肉団子がある程度。
ステーキ肉のようなものは皆無。
なにより4回に分かれている食事時間の最終回だったこともあってか、指定時間に来たときにはほとんどが品切れ状態という最悪の状況。
怒る客や呆れる客が続出でせっかくの楽しい時間が険悪のムードに。
バイキングで食べれるものが無い状態は生まれてはじめて。
70分という短い時間で最後の30分すぎた頃に責任者らしき人が残ったテーブルの客に謝りながらまわる展開に発展。
ラスト25分くらいでようやくバイキングの品が揃い始めるという。
ホテル奥久慈館はもちろん伊東園グループのホテルには絶対に行かないと決めました。
ここより安いホテルでもここまでひどいことが続くのはなかった。
ちなみに子供向けのデザートもほとんど皆無なので、家族旅行でここを選ぶ際は考えた方が良いかもです。
ただし、大人のグループであれば、無料でお酒飲み放題。
生ビールや複数の日本酒が飲み放題とあって、飲むこととつまみには事欠かない。
このあたり、酒飲みなら一気に評価があがるのではないでしょうか。
朝食はビジネスホテルのモーニングサービスレベルはあります。
何も期待していなかったので、こんなもんでしょうとなっているのが残念。
温泉は古くから美人の湯とされた肌を滑らかにするPH8.75ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉!ヌメヌメ感を体験して下さいとありましたが、ヌメヌメ感は言われればそうかなという印象。
お風呂も古さむき出しでしたが、もう何も驚かなくなっています。
卓球場が1室丸々無料で借りれるのは良かったですが、それ以外は5点評価なら2点かな。
スタッフの方の対応は良かったですけど。
ちなみにWi-Fiは上り・下りとも21時頃に計測したら4Mbps前後でした。
竜神大吊橋
2日目は台風一過でマスクをしていると息苦しい暑さでした。
そして観光は竜神大吊橋からスタート。
朝一9時頃に到着したので一番近い第1駐車場に止めることができました。
これ上り坂を登るとか罰ゲームでしょう。
さて、この「竜神大吊橋」は日本最大級の長さを誇る吊橋だそうです。
利用料として、大人320円、小人210円がかかります。
高さ最大100mのスリルを体験できるという床ガラス。
ガラス張りの上からでも玉キュンものですが、ここからバンジージャンプする人が後を絶たないほどの人気バンジージャンプスポットです。
飛び込む人はみなさん何のためらいもなくジャンプされている印象でした。
テレビ番組ですと何分もかかる人を見かけるので意外でしたね。
山水で海鮮料理に舌鼓
昼食は大洗海岸沿いにある魚介料理・海鮮料理の「山水(さんすい)」。
すでに10組ほど先客があり、入店できたのはそこから1時間後。
注文してから料理が出てくるまでも時間がかかるので、余裕をもってきたいところですね。
料理は最高の一言。
ホテルでは料理を堪能できなかったので、最後にリベンジができて良かったです。
私が注文したのはA定食(2180円)で、釜揚げしらす丼、刺し身、エビフライなどのセットもの。
刺し身はプリプリ、しらすも食べることができました。
神磯の鳥居
大洗旅行最後のスポットは大洗海岸にある「神磯の鳥居」。
「大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)」 の岩礁に立つ鳥居として、絶景パワースポットとして有名。
夕日とセットで見れれば良いんでしょうけど、時期的に日が落ちる方角が違ったので断念。
海水浴場ではないのですが、磯遊びを大洗海岸で少し楽しみました。
台風上陸で一時はキャンセルも考えていましたが、観光中は雨に合うこともなく無事1泊2日の旅行が楽しめました。
ホテルは残念でしたが、割引を含めたお盆休み価格ということを考えれば宿泊旅行できただけでも良しというところですね。
次は部屋食の少し贅沢な旅行がしたいですね。