2015年7月25日
埼玉西武ライオンズvs北海道日本ハムファイターズの試合を観に、猛暑日の中、西武プリンスドームへ行ってきました。
今日の試合から西武鉄道100年アニバーサリー企画で選手が西武鉄道の電車のイメージカラーである黄色ユニフォーム着用。
入場者全員にそのユニフォームが配布されるとのことでチケットが完売という盛況ぶり。
指定席ながら混雑を予想していつもより早く1時間半前に西武球場前駅到着。
すでに大勢のお客さんがいて、ユニフォームの受け取りも結構な行列。列に対して並んだ時間は5分くらいだったと思いますが、照りつける日差しに参りました。
イエローシリーズ限定グッズが欲しかったのですが、グッズ売り場も長蛇の列だったので、猛暑の中並ぶ気がすでに失せていたので断念。
座席は内野指定席Bの1段目。この1段目というのが見づらい。
1段目なので前が通路となっているのですが、柵がなくなんとなく落ち着かない。
その上、お客さんやら売り子さんが目の前を通るたびに視界が完全に遮られ、良いシーンを見落とすことがちらほら。
もう二度と1段目は取らないようにしようと思います。
試合の方はというと、先発は野上。キャッチャーが岡田というバッテリー。
スタメンに岡田。8番にプロ1年目の外崎を起用。メヒアは7番降格といった、新しいスターティングメンバー。
4連敗中、危うさを匂わす感じもあるが、流れをかえたい必死さが伝わる采配だ。
試合が始まると初回から危なげなピッチングをするものの、森本のしょっぱなのファインプレーがあったり、他の選手の盛り上げもあって、野上は6回を1失点に抑える好投。
岡田のリードも回を増すごとに安心して見れました。
2回には外崎のホームランがまさかのファール判定。3塁側客席から観てればポール内に入っていてホームランなのは一目瞭然。
そのコールに球場内からはブーイングの嵐。ビデオ判定でホームランとなり良かったのですが、外崎選手もファンにも記憶に残るプロ初ホームランだったでしょうね。
岡田は7回裏、2アウト3塁のチャンスにセカンドゴロ。しかし、その後のプレーが最高だった。
今季2度めのスタメン捕手となった責任からか、ゴロなのに必死のヘッドスライディングでセーフに。
3塁走者が帰り、1点追加となりました。
ヘッドスライディングを決めた後の力強いガッツポーズ。
球場内のファンもその必死なプレーに感動と興奮を与えられ、一気に盛り上がりました。
打てなくても必死に1点をとる姿勢。
捕手は守れれば打てなくても良いという印象を与える炭谷。
捕手の技術、リード力や実戦経験でいえば岡田は炭谷に及ばないかもしれない。
でもこの1ヶ月の低調ぶりなことに対して、1点でも多くとって、チームを勝たせたいという姿勢。
高校球児のように1試合を大切にする思い。
これが今は必要なのではないかと岡田のプレーをみて思いました。
感動だけではなく、私も何事も諦めずに全力で取り組む姿勢が大事なのだと、岡田選手のプレーで力をもらいました。
しかし、8回から捕手を炭谷に変えたとたん、昨日までのライオンズの雰囲気に戻った感がでてしまいました。
増田も打たれ、高橋朋己も3失点で逆転されるなど、終わってみれば4対6で逆転負け。
岡田で負けたならともかく、炭谷に戻す理由がわけわからない。
高橋朋己は逆転負けして以降、失点が多く、従来の任せておけば安心というものが全くなくなりました。
炭谷の構えたところに投げれていない。
炭谷のリードが悪いわけではないのですが、せっかく昨日までの雰囲気をかえるスターティングメンバーにしたのだから、それを1試合だけでも貫き通せば良いのに、
なぜ、8回から昨日までの悪い雰囲気のいつものメンバーに戻したのか、田辺監督の中途半端な采配に初めて腹がたってしまいました。
炭谷も打てないなら打てないなりの必死さを見せてほしい。
9回裏最後の炭谷に回ってきたとき、内野席の多くの人が帰り始めました。
これが岡田だったら、もしかしたらやってくれるんじゃないか、そんな期待をもてて、最後まで観客も席をたたなかったかもしれない。
案の定、センターフライであっけなく終了。
ファンが求めるのは勝つことも大事だけど、最後まで諦めずに試合をやってくれる。そんな選手のプレーだと思います。
炭谷を否定するのではなく、岡田のようにしがみつくような気合の入ったプレーで、チームを、ファンを盛り上げてくれることを期待したいです。
2位に上がるよりも、4位のロッテが迫ってきていることが気になります(試合数も6試合ロッテが少ないので、最後の最後でどんでん返しされるのが怖い)
今日は先発牧田。岸、菊池、十亀、野上と先発陣が勝てない以上、最後の砦となった牧田の完封を期待します。(少し無理してでも好投していれば最後まで先発投手を替えないでほしい)