非日常の刺激を求めて大日本プロレスを見に両国国技館に行ってきた


大日本プロレスBJWの両国大会「両極譚~RYOGOKUTAN~2018」に行くぞ!の記事(こちらを参照)に書いた通り、2018年11月11日に両国国技館へ行ってきました。
試合結果は大日本プロレスの公式サイトを参照ください。

目次

正統派のプロレスも熱い

大日本プロレスというとデスマッチにばかり目を奪われがちですが、凶器を使わない、正統派のプロレスも実はすごかった。

セミファイナルのBJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合で鈴木秀樹vs関本大介の戦いは、男も惚れるくらい完璧な筋肉のぶつかり合いが特に迫力があってよかった。
デスマッチ以外は地味だと思っていましたが、いやはやこれこれで素晴らしい。
そしてこの選手。

大相撲八角部屋所属の力士として活動していたこともある浜亮太選手は200kgを超える巨体。この巨体との対戦も違う意味で見もの。
予想はできていたが、動きはものすごく遅い。場外に落ちればリングにあがるのも一苦労な感じが、実にコミカルに感じられる。
試合内容はふざけた感があるものではないのだけど、なぜかクスっと笑ってしまう。

刺激的だけど

この日の一番の盛り上がりはなんといっても葛西純の登場。
私もそうだけれど、この4年半ぶりにBJWのリングに帰ってきた葛西純みたさに足を運んだ人が多いんだなと感じるくらい、観客のボルテージの高さが段違いだった。

ゴングが鳴る前の葛西純のこの気迫は「邪気」という言葉がぴったりな迫力。
そして伊東選手との戦いは場外乱闘が多かったのだけど、残念なことにその大半が、私のいた2階席から見れず、葛西純があまり見れなかった感が残ってしまった。
それでもこの狂気の沙汰を見たら、脳裏に葛西純が猛烈にインプットされてしまった。
この頬に注射器を刺された状態で戦い、そしてマイクでしゃべる。

アドレナリン全開だから試合中は大丈夫なのかもしれないけど、これで食事とかできるのかなとか、余計な心配をしてしまったりした。
試合時間は15分もあったのだが、数分しか試合していないんじゃないかと思うくらい、葛西純ワールドにどっぷりハマり、時がたつのが早かった。やっぱり惹かれるものをもっているな。

そして、最後のメインイベント竹田誠志vs高橋匡哉のデスマッチも葛西純の試合に引けを取らない白熱した試合。

YouTubeとかで見ることはあったけど、生でみるとより痛さが伝わってきた。
高橋選手の負けたら二度と武田選手の前に立たないという決意が伝わってくる、絶対に勝つという意地に感動さえ覚えるような試合。

両国国技館での大日本プロレスの試合は4時間を超える長丁場。さすがに腰が痛くなりましたが、お金を払って、会場でみる価値が十二分にある一日でした。
また観に行きたくなってしまったよ。

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