吉沢亮主演のNHK大河ドラマ『青天を衝け』に看過されて、渋沢栄一の生きた地を見たくて埼玉県深谷市へ行ってきました。
2024年には渋沢栄一翁が新一万円札の肖像となり、ますます盛り上がっていくことでしょう。
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深谷駅
JR東日本の「深谷駅」にまず行きました。
駐車場は近隣の時間貸しの有料駐車場が点在するのでそこを利用しました。
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平成8年に竣工された現在の駅舎は深谷市出身の実業家「渋沢栄一」の顕彰と煉瓦を活かしたまちづくりを進める深谷市としてシンボル的な存在となっていて、「関東の駅百選」にも選ばれているほど。
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東京駅を彷彿させる佇まいの駅舎。それもそのはず、東京駅が深谷窯の煉瓦を仕様していることから、東京駅をイメージして造られたゴシック様式の外観となったもの。自裁にはレンガタイル張りではあるものの、レンガタイルの使用数はおよそ50万個にものぼる。
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渋沢栄一記念館
まずは渋沢栄一を知るのに外せない『渋沢栄一記念館』へ。
駐車場は目の前に179台の無料駐車場があるので余裕です。
当日でいきなり行っても無料で入館できますが、混雑している場合入場規制等で入れない場合がありますので、ネットで時間指定予約ができるので、そちらを利用した方が確実に入れます。
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メインの資料室には渋沢栄一ゆかりの遺墨や写真など、たくさんの資料が展示されています。
大河ドラマの基礎知識として、渋沢栄一のことをより詳しく勉強でき、ドラマもより深く楽しむことができるのではないかと思います。
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渋沢栄一のアンドロイドは人と見間違うほどというと大げさですが、精密に造られていて、動きもリアルです。
普段はアンドロイドが講義してくれるようなのですが、GW期間中の混雑対策としてか、挨拶のみとちょっと残念です。
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外には渋沢栄一の銅像も備わっています。
滞在時間にして小一時間ほどですが、無料ですしかなり楽しめます。
渋沢栄一生地(中の家)
『渋沢栄一生地(中の家)』へ車で移動。
無料駐車場は目の前に40台前後といったところで、時間帯によっては待つかも。
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旧渋沢邸「中の家(なかんち)」主屋は、渋沢栄一生誕地に建ち、栄一の妹夫妻によって明治28年上棟された建物。渋沢栄一が多忙な中で帰郷した際に滞在し寝泊まりした場所とのこと。
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外観しか見れませんが、渋沢栄一巡りであればこちらも外せない観光スポットです。
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ここにも渋沢栄一のアンドロイドがいますが、単なる人形でもよかったのでは?という程度です。
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ふっかちゃんの飲料水の自動販売機。かわいかったので思わず撮影してしまいました。
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麺屋忠兵衛 煮ぼうとう店
昼食は旧渋沢邸「中の家」に隣接している、創業明治30年の老舗『麺屋忠兵衛 煮ぼうとう店』へ行きました。
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お昼12時ということもあり5組ほど待っていましたが、中の名簿に名前を記入してから15分ほどで入店できました。
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メニューは煮ぼうとうのみでとろろご飯セットにするかどうかしか選択肢はありません。
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店内の床の間には、栄一翁直筆の貴重な書が掛けられています。
栄一翁が「青い目の人形」の日米人形交換に努めていた頃、この店の大家様の祖先に贈られたものだそうです。
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私が注文したのは「煮ぼうとう・とろろご飯セット」1100円です。
薄くて食べやすい平麺、それに深谷ねぎ・人参・大根・白菜といった深谷市の野菜がたくさん入ったとろみのある醤油味のうどん。さっぱりした味付けで、麺も薄くてツルツルと食べられとても美味しかったです。
見た目よりもしっかりとしたボリュームがありますよ。
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誠之堂・清風亭
次にたどり着いたのは『誠之堂・清風亭』。
駐車場は20台くらい無料です。
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深谷市大寄公民館の敷地内にあり、入館する前に、公民館内で受付が必要です。
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深谷市で生まれた渋沢栄一にゆかりの建物で、平成11年に東京世田谷区から深谷市に移築。
誠之堂は平成15年国の重要文化財に、清風亭は平成16年埼玉県指定有形文化財に指定されています。
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旧煉瓦製造施設
次に『日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設』へ行きました。
駐車場は無料ですが、整備されてない更地に10台くらいしか停められないので注意が必要です。
日本煉瓦製造株式会社は、近代的な官庁街や鉄道等の整備を強く推進していた明治政府の意向を受け、明治21(1888)年に操業を開始。東京駅丸ノ内本屋や旧東宮御所(現迎賓館赤坂離宮)などに使用されていましたが、煉瓦需要の減少と外国産煉瓦にシェアを奪われて平成18(2006)年に約120年の歴史に幕を下ろした会社。
工場の一部の「ホフマン輪窯6号窯」「旧事務所」「旧変電室」が国重要文化財に指定され見学ができます。
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旧煉瓦製造施設ホフマン輪窯6号窯は修復中ということで、最低でもあと3年ほど見学ができないそうです。
新1万円札発行のタイミングに間に合うか微妙らしいです。
ここが見たくて来たのに残念。事前に下調べしておかないといけませんね。
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深谷市役所
『深谷市役所』の2020年7月に開庁したばかりの新庁舎を見てきました。
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建築費72億円。深谷市儲かってますね。
でもこれだけ立派な建物が72.9億円でできるのかと思うと、安いのかな?
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まだ、一部は工事中なようです。休みにも関わらずご苦労さまです。
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深谷市の歴史のレンガと近代的なデザインが融合した建築構造物。
間近でみるとより迫力を感じられます。
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最後に道の駅おかべに寄った際に、お土産としてお札サブレを買って帰りました。
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一日で立ち寄った施設すべて見学・駐車場ともに無料。
埼玉県内で手軽に行けて、一日楽しめてと、お得に充実した休日をすごせました。