国立西洋美術館へ企画展「モネ 睡蓮のとき」へ行ってきた

2024年11月9日(土)に上野にある国立西洋美術館で開催中の企画展『モネ 睡蓮のとき』へ行ってきました。

2024年10月5日から2025年2月11日までの期間限定で行われているので、忘れないうちにということでこのタイミングで行きました。

国立西洋美術館の鋭角な山が連なるロゴマーク好みです。これは国立西洋美術館(National Museum of Western Art)の英文名の頭文字「N」「M」「W」「A」の全てに鋭角が含まれているところからきているそうです。

モネ展の看板が大きくでています。

9:30開館。10時に着いたのですが、チケットを求める長蛇の列ができていました。

建物から出た12時頃はさらに列がのびていました。
私はオンラインで当日券を買っていたので並ばずにスムーズに入れました。
モネの絵が入った半券を記念に手元に残して置きたいのでなければ、オンラインで購入していくことをおすすめします。

国立西洋美術館の外観建物自体も芸術的ですが、銅像などのオブジェもあるので、ついでに楽しみましょう。

館内に入るとモネ展の大きなディスプレイがお出迎え。
館内は一部を除き撮影禁止なので、貴重なSNS映えする記念撮影スポットです。

唯一の撮影可能エリア。
混雑していましたが、絵に近づいて見れないということはないので、きっちりと鑑賞することができます。
有料ですが、音声ガイドを入口で貸出していますので、深く楽しみたい人は機材レンタルすることをおすすめ。ただしそれの行列もなかなかのものでしたけど。

近くで見ると線の密度とレイヤーの奥深さに魅入ってしまいます。
1枚の絵は近くと遠くで見える印象がまったく異なるので、ぜひポジションをかえてゆっくりと絵画鑑賞していきましょう。

常設展

企画展のチケットがあれば常設展も見ることができますので、あわせて鑑賞してきました。
こちらはガラガラなのでゆっくりと見ることができます。

初展示作品もあるので、リピーターも楽しめるかと思います。
定番のピカソもあります。

私はこの「モーツァルト」の絵を家に飾りたいなと思うほど気に入っています。
当然ですが買えません(笑)

建物

建物も見どころ満載。
採光がとれる三角の天井。
常人ではだせない空間デザインのセンスが羨ましい。

館内には貴重なデザイナーズチェアーに見れるだけでなく座れる貴重なスペースがあります。
ル・コルビュジエと、彼の従兄弟のピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンとの共同デザインによる『1 FAUTEUIL DOSSIER BASCULANT』は1脚で60万円から。

こちらの『2 FAUTEUIL GRAND CONFORT, PETIT MODELE』は115万円から。
こんな貴重な椅子に座れるだけで幸せです。

昼食

ランチは近くの野外カフェで食べました。
ビーフシチュー980円。
お肉はふわとろでシチューも美味しい。
でもライスがついていないし、ランチとしては物足りなかったです。
お店がどこも混んでいるので並ばずに食べれたので、まぁ良しということで。

上野観光

せっかく上野に来たので、周辺を観光して回りました。

東照宮に五重塔のような建物には外国人観光客の多くが足をとめて記念撮影していました。

飲食店の建物もおしゃれで見ているだけで楽しい。

不忍池は近代的な構想マンションとのミスマッチがエモく感じます。

本格的な紅葉にはまだ早かったですが、ところどころで紅葉になりかけの景色も楽しめました。

アメ横にも寄りましたが、年末でもないのに人混みがなかなか。
飲み屋にたむろう少し怖い感じの人たちや外国人の多さで、昔に比べて異国な雰囲気を感じました。

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園は有料ですが400円とお手軽価格なので、昔の建物好きなら立ち寄る価値あります。

三菱財閥岩崎家の茅町本邸だった建物とその庭園を公園として整備したもので、園内の歴史的建造物は国の重要文化財に指定されています。

ジョサイア・コンドルにより1896年(明治29年)に竣工された洋館。
館内は撮影禁止なのが残念でしたが、これぞ戦前の大富豪の建物という印象。名探偵コナンとかで殺人事件とかおきそうとか心の中で思ったりしました。

滞在時間にして6時間程度でしたが、入間市から1時間半で行けるし、手頃な観光を楽しめました。

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